ギフト箱(身フタ式/C式)
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開けた時に嬉しい形状と言えば、『ギフト箱(身フタ式/C式)』です。
『ギフト箱(身フタ式)』とは、「身箱」に「フタ」をかぶせる箱のことで、C式箱とも呼ばれます。
フタを開けた時に商品全体が目に入ることから、「わっ」という喜びを味わえる形状です。
キャラメル箱や地獄底などのB式箱では、商品を引き出すことが必要なため、この感覚は味わえません。
『ギフト箱(身フタ式)』の設計は、フタと身箱に少し抵抗を感じる程度が良く、「フタを持った時に身箱がゆっくり落ちてくるサイズ感」にするのがポイントです。
主な用途:お菓子の詰め合わせ/日本酒4合瓶の2本セット箱/タオルギフト/お米ギフト箱/サラダオイルセット/コーヒーセット/ハムのセットなどギフト全般
『ギフト箱(身フタ式)』の最大の特徴は、「身箱」と「フタ」の材質を変えられることです。
たとえば、「コート白ボールのフタ」+「ダンボールの身箱」にすることで、「印刷入りのフタ」と「丈夫な身箱」という、見栄えと強度を両立させることができます。
身箱には、縁に厚みを付けた「額縁付き」と「額縁なし」の2種類あります。
「額縁付き」は、主に身箱をダンボールで作る時に使われ、「日本酒4合瓶の2本セット」「ドレッシング」「海苔のセット」「おせんべい」「おまんじゅう」など、商品が重かったり大きい場合によく見られます。
「額縁無し」は、主に身箱をボール紙で作る時に使われ、タオルや衣類などのように商品が軽く、出し入れしやすい場合にオススメです。やや高級感が劣るため、気になる場合はカバーを被せたりすると見た目がよくなります。
展開図等の説明は、こちらのページをご覧ください。
デメリット
『ギフト箱(身フタ式)』のデメリットは、「コストが高くなる」ことです。「フタ」と「身箱」の二つ作ることになるため、それぞれの材料費、印刷加工費、抜型代、組立コスト、保管コストが発生します。箱自体の価格が高くなってしまうため、商品価格(小売価格)で2,000円以上の場合に使用されることが多い形状です。
※身箱「額縁なし」
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