印刷方式

オフセット印刷(プロセス4色カラー)

カタログや写真集など、一般的なカラーの印刷物は主にオフセット印刷で作られています。
印刷物を拡大すると大小の差がついた4色の点(網点)で成り立っているのが見えるはずです。オフセット印刷では、それら網点の大小差で濃度や諧調、C・M・Y・Kという4色のプロセスインキの重なりで様々な色を作り出しています。極小の網点も再現できることからグラデーションや写真に適した印刷方式と言えます。
また、コストを抑えたいチラシなどでは色数を減らして用いられることもあります。

プロセス4色カラー

1〜4色印刷の比較

1色(モノクロ)印刷や、2色印刷はチラシなどでよく見られます。
3色印刷は4色にかなり近い表現が可能ですが、K(黒)を使用せず、真っ黒な色も作り出せないため、全体的にぼやけた印象になります。
スミ(黒)文字も3色で近い表現をするため、くっきりと表現できません。

オフセット印刷(特色印刷)

特色印刷では、網点の重なりで色を作るプロセス4色とは異なり、すでに特定の色になっているインキを使用します。プロセス4色では不可能な色(メタリックや蛍光色)を含め、種類が豊富で、諧調や濃度差も出せます。1色で使用する他にも、組み合わせ次第で印刷コストを削減することにも役立ちます。
※調色は社内で行っております。ご指定の色によって納期が異なる場合がございます。

使用例 : 特色1色

使用例 : 特色+K(黒)

グレーの部分はK(黒)の濃度を変えて表現しています。

使用例 : 特色3色

オレンジ色の部分はDIC156の濃度を変えて表現しています。

使用例 : 5色印刷(プロセス4色+特色)

当社では、プロセス4色と特色の計5色を使用し、ハイクオリティな化粧箱製造にも対応しております。
広いベタ面に特色を使用したり、商品名に金や銀のメタリックなインキを使用したり、合わせ方は様々ですが、プロセス4色と一味違った仕上がりを追求できます。

印刷イメージ

特色とプロセス4色比較イメージ

※上記は特色とプロセス4色の違いのイメージです。

フレキソ印刷

主にダンボールの印刷に用いられているのがフレキソ印刷です。ゴムや樹脂製の版に速乾性のインキを付けて、直接紙に転写します。
スタンプのような仕組みのため、オフセット印刷のように網点の重なりで色や諧調を表現したり、細かい文字の再現などには不向きです。

使用例

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