片面ダンボール/カラー片面ダンボール
片面ダンボール
「片面ダンボール」とは、ライナーが片面だけ貼ってあるダンボールのことです。
一般的なダンボールは両面にライナーが貼ってあり、表裏のライナーに挟まれている部分は「中芯」と呼ばれます。
「片面ダンボール」は、波状の「中芯」が見える状態になっており、緩衝材として利用されることも多いです。
「片面ダンボール」に「コート白ボール」など貼り合わせることを「片面ダンボール合紙」と言い、
箱の内側にあたる材質を「裏ライナー」と呼びます。
「裏ライナー」の厚さは、「C5(160〜170g/㎡)」や「K5(170〜180g/㎡)」などを利用することが多いのですが、
製造するメーカーによって色味が微妙に異なるため、統一したい場合はメーカーを指定して手配します。
厚さは箱サイズや設計に合わせて選びます。
B段:厚さ 約3.0ミリ/E段:厚さ 約1.5ミリ/F段:厚さ 約1.0ミリ/G段:厚さ 約0.9ミリ
カラー片面ダンボール
『カラー片面ダンボール』は、中芯と裏ライナーに色を付けた「片面ダンボール」です。
通常はライナーに挟まれている中芯を表に見せることで美粧性を高めています。
カラー片面ダンボールは「ライナー」が片側しかないため強度はありませんが、
特徴的な見た目でアイキャッチ効果が高く、小さなお菓子などを入れる箱に使うと効果的です。