ピローケース【展開図】箱の特徴や設計のポイント解説
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ピローケースは、衣類やハンカチといった小物を入れるのによく使われる形状です。強度はありませんが、アイキャッチ効果の高い見た目が好まれる設計です。
目次
ピローケース
一般的なピローケース 展開図(糊付けあり)
下の図面は一般的なピローケースの展開図です。ネクタイやハンカチなどの小物を入れる際によく使われる形状です。
組立式 ピローケース 展開図
下の図面は、組立式のピローケースです。糊付け加工がない分お安くなります。組立に手間がかかりますが、開く時にちょっとしたギフト感を感じられます。
4面型 ピローケース展開図
通常の4角の箱のように4面型のピローケースです。通常のピローケースよりも厚みがあるため、セーターなどのかさばる衣類をいれることも可能です。
セパレート型 ピローケース 展開図
フタ箱と身箱が分かれているタイプの4面型ピローケースです。右側の図面が身箱になり、フタ箱をスライドして開閉します。
ピローケースとはどんな箱?
特徴
ピローケースは、文字通り「枕(ピロー)」のような形からそのように呼ばれています。カーブが特徴的な形状でアイキャッチ効果は高いですが、箱の強度が低く、つぶれやすいという欠点もあります。
主な用途
ネクタイ、ハンカチ、スカーフ、ペン、小さいお菓子、衣類など
設計のポイント
ピローケースは、曲面部分の大きさの調整がポイントです。曲面部分を大きくすると、筒に近い形になりますが、曲面が切りあがるため、容積が減少します。
箱の中に入れる商品のサイズや重量に合わせて、最適な曲面を設計することがポイントですが、各辺のサイズバランスによっては組立て(立ち上がり)が困難な場合がありますので、お気軽にお問い合わせください。
投稿者:駒形 和彦
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