化粧箱の既製品とオーダーメイド。選ぶ基準、メリット、デメリットについて。
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化粧箱には「既製品」と「オーダーメイド品」があります。それぞれ選ぶ基準やメリット、デメリットについてご紹介いたします。
目次
既製品とオーダーメイド品を選ぶ基準
予算
予算が5万円以下の場合は、既製品がおすすめです。オーダーメイド品は、無地箱でも抜型代に最低1~2万円程度はかかります。
発注ロット
1回の発注ロットが500枚以下の場合は、既製品がおすすめです。既製品は、1ロット50枚程度から販売されています。
「主な化粧箱の既製品サイト」
オリジナルデザインやジャストサイズの箱を作りたい場合
オリジナルデザインの箱を作りたい人は、オーダーメイド品がおすすめです。デザインは、以下のサイトで依頼できます。
上記のサイトで、デザインを依頼することが可能です。箱のサイズが決まっていなくても、おおよそのサイズ指示をだせば、デザイナーさんの方で対応してくれます。初めにデザインを進めて、あとで箱の設計に合わせて調整していくというパターンが多いようです。
※色んなパッケージデザインを見たい人はピンタレストがおすすめです。
「パッケージデザイン」といったキーワードで検索すると色んなパッケージデザインを楽しめます。
既製品のメリットとデメリット
メリット
・少ないロット(50枚程度)で発注できます。
・在庫があれば、大体1週間以内に購入できます。
デメリット
・デザインが差別化できません。
・ちょうどいいサイズが無い場合もあります。
既製品の箱でいうと、当社では日本酒の箱を取り扱っています。日本酒の瓶のサイズは、大体決まっていますので、既製品が使いやすい商品です。
オーダーメイド品のメリットとデメリット
メリット
・デザイン、サイズ、形状、材質を自由に選べます。
デメリット
・既製品と比べると総額(製版代、抜型代、箱代など)が高くなります。5万円以下の予算では既製品がお得です。
オーダーメイド品は、デザインや形状設計などサンプルのやり取りから始めるため、そうした打ち合わせ期間を含めると、納品まで1~2か月程度の期間が必要です。すでに、デザインデータができており、材質などの仕様が決まっていれば、2週間程度で完成します。
既製品の箱で差別化したい場合は、箱にシールを貼ったり、包装紙を利用する方法もあります。既製品を組み合わせてオリジナル感を出すのも立派なオーダーメイドのパッケージと言えると思います。
投稿者:駒形 和彦