キャラメル箱
化粧箱の中で最もポピュラーな形状が『キャラメル箱』です。
『キャラメル箱』は、「スリーブ(筒状の本体)」に「タック(差し込み)」の付いた形状です。
機械貼りの仕様で量産もしやすく低コストで製造できます。
使い勝手のよさ・製造コストの低さから、化粧箱の中では特に人気の高い形状です。
シンプルな形状で重量物には不向きですが、「地獄底」「ワンタッチ底」などの底組みができない薄い内容物の際に用いられることが多いようです。
主な用途:
カード類/お菓子/レトルト食品/化粧品/家電部品/パソコンソフト/衣類など
箱の強度を出したい場合は合紙することも可能です。
例えば、幅200×奥行25×高さ300ミリのような薄くて高さがある化粧箱の場合は、厚手の「コート白ボール450g/㎡」や「E段(1.5ミリ厚)合紙」「F段(1ミリ厚)合紙」」をオススメしています。
「薄い箱だけど、持った時のしっかり感」と「クッション性」が必要な場合は、合紙が適しています。
差し込みの形状は「ロック(ストッパー)付き」と「ロック(ストッパー)無し」からお選びいただけます。
ロック(ストッパー)をつける事で、フタを開けにくくすることができます。無理に開けようとすると、フタが折れ曲がったり、切れたりしますので、店頭でお客様に開けて欲しくない場合は、ロック(ストッパー)をつけます。一般的には、ロック(ストッパー)をつける事が多いです。
※関連リンク
・キャラメル箱【展開図】箱の特徴や設計のポイント解説
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