化粧箱制作のヒント4 素早く組み立てできる箱が欲しい時には「フォーコーナー」の箱〜ロットの目安〜食品など回転の早い製品向け
お客様事例
これまでにご紹介しきれていなかったお客様事例をどんどんアップするシリーズ。
色数、用紙、形状など様々な仕様がありますので、
お客様のオリジナル化粧箱制作のヒントになれば幸いです。
さて今回は。
無事にデザイン・印刷・製造が終わった後、
お客様のお手元に化粧箱が届いてからのことに焦点をあててみたいと思います。
化粧箱の多くは、畳んだ状態で納品しますので、
お客様に化粧箱を組み立てていただくことになります。
人員不足が叫ばれるなか、
特に食品などは箱の組立に手間と時間を要するのではないでしょうか。
そんな時にぴったりな、素早く組み立てられる箱の形状があります。
箱の角が4箇所糊付けされている「フォーコーナー」形状です。
フォーコーナーの箱は、
ケーキ屋さん、和菓子屋さんなどでよく使われています。
似た形状で「N式」という形状もありますが、
畳んである箱を開くだけで箱が組み上がる「フォーコーナー」は
コスト的には糊付けの無い「N式」より高くなりますが、
組立工賃がかからないため作業性も良く、
ロットが多い時にはお勧めの形状です。
N式か、フォーコーナーか、どちらがいい?
選び方は、次の2点がポイントになります。
1.ロット 3,000枚以上かどうか
2.箱を組み立てできる時間があり、作業できる方がいるかどうか
迷ったときはご相談ください。
〈関連記事〉
「フォーコーナー」については、こちらの記事でより詳しくご紹介しています。
同じ抜き型・デザインで赤と黒の色違いの箱もご注文いただきました。
〈仕 様〉
用 途 : 食品
材 質 : コートボール310g
形 状 : フォーコーナー
印 刷 : 2種類とも特色2色
表面処理 : OPニス