ギフトや重い製品に お米3合用額縁付きN式化粧箱 化粧箱制作のヒント1
お客様事例
3合のお米が3袋(計約1.5kg)入る化粧箱です。
店頭に並ぶことを意識し、ダンボール面がなるべく見えないように設計しています。黒1色刷りのデザインも相まって、スタイリッシュな箱に仕上りました。
(デザインはお客様支給です)
合紙(ごうし)の化粧箱がおすすめな理由
内容物が1kgを超える箱はダンボール製がおすすめですが、店頭に並ぶ箱となると見た目も重要。
そんな時は合紙(※下部にて解説)にすることで、
◎強度を保ちつつ鮮明な印刷の化粧箱を製造できます。
◎合紙の化粧箱は、印刷面はオフセット印刷のため、ベタ面や細かな文字もくっきりと美しく仕上がります。
フタを開いた際の側面。
〈仕様〉
形 状:N式箱(巻き込み式)
寸 法:横270×縦117×高さ65.5mm
材 質:コート白ボール 310g/㎡ + 片面ダンボール(EF/C5)
印 刷:スミ1色
表面処理:OPニス
特殊加工:なし
合紙(ごうし)とは?
簡単に言うと「紙を貼り合わせる作業」のことで、化粧箱製造には欠かせない材質加工のひとつです。薄い紙に厚い紙を貼り合わせることで箱に強度が出たり、一般に販売していない素材を作ることができます。素材の組合せも色々ですが、当社でよくある組合せは板紙+片面段ボール。重量のある日本酒向け化粧箱の素材などで使用され、これが定番で得意な組合せです。他にも板紙同士や薄手の紙+両面ダンボールシートなどの組合せもあります。
ダンボール合紙の箱 事例紹介
ブランドトマト用合紙化粧箱 |
左の化粧箱の中面に赤いカラーダンボールで合紙 |
右の化粧箱の中面に紺のカラーダンボールで合紙 |
箱の内側に貼り合わせるダンボールは、上記のようにカラーダンボールに変更することも可能です。カラーダンボールも多彩なバリエーションがあり、ブランドならではの化粧箱に仕上がります。
合紙(ごうし)についての参考記事
https://www.komagata.co.jp/info/5553/
◎2024年.7月更新