日々の業務紹介〜制作編その2
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2019年も6月に入りました。今年の梅雨は程よい雨量であってほしいですね。
さて企画制作課で行っているチェック項目について、前回の続きです。
校了となったデザインの製版データを作成した後、
刷版を出力する前に、制作担当者以外の第三者の目でしっかり二次チェックを行います。
作業担当者以外の第三者による二次チェックの徹底
制作を進める上で、担当者はずっと制作物(出力紙・PC画面)を見て作業しているので
どんなに気をつけてチェックをしたとしても「目が慣れてしまう」、
つまり見ているつもりが見落としてしまう可能性があります。
それをできるだけ防ぐために、
必ず課内の第三者がデータ・カンプ・形状サンプル(後述)のチェックを行うという
ルールを守り、協力しながら作業しています。
修正が必要な箇所が見つかった場合は、担当者にリストを戻し修正箇所を伝え、
データ修正後、二次チェック担当者が再度確認してOKとなったら、刷版を出力することができます。
(チェックリストには再チェックの有無も記録しています。)
化粧箱のデザインは形状サンプルを作って必ず確認しています
タイトルの写真は、前回ご紹介したチェックリストの項目の中の、
□ デザイン面の位置が上下左右合っているか(必ず形状で確認)
これをチェックするために作った形状サンプルの一例です。
作り方はカンタン。
図面に沿ってカッターで切り出し、両面テープなどで糊代を貼り付け、箱の形を作るだけです。
デザインは展開図の状態で制作しますが、
「折り」があるものは、組み立てて箱にした際の天地に合わせて
絵柄や文字の天地を逆にしなければいけない場合があります。
箱では裏面、天面、底面、側面のデザインで注意が必要です。
形状サンプルも、データと一緒に他の作業者に渡して2次チェックを行っております。
ひと手間かかりますが、後の工程をスムーズに進めるためにも大切な確認事項です。
その1,その2でご紹介してきたデータチェックは、
長くお付き合いいただいているお客様、新しくお引き合いいただくお客様にかかわらず
同じように対応させていただいております。
もちろん短納期でのご用命の場合でも、同様の手順で作業しています。
少しでも安心してご依頼いただけたら幸いです。
【ご注意】
※弊社では原則「完全データ(修正の必要がない状態のデータ)」でのご入稿とさせていただいておりますが、
上記のチェック時に万が一、文字の間違い・デザインミス等の誤りと取れる部分があった場合、
修正案をご提示させて頂くこともございます。
※データの内容をチェックしておりますが、当社にて校正内容を保証するものではございません。予めご了承ください。
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