コマガタ通信vol.111 2024.11-12月号
コマガタ通信
オリジナル化粧箱製作・印刷紙器をより身近にお届けする情報交流紙 発行元:化粧箱屋ドットコム運営 株式会社コマガタ
コマガタ通信vol.111 2024.11-12月号
目次
【お客様事例紹介】株式会社あるじゃん 様 『自然』を感じるパッケージを! 恐羅漢(おそらかん)まいたけ用化粧箱
広島県の山奥のさらに奥、標高1,000m付近で原木による自然栽培で育てられたまいたけを梱包するための化粧箱をオリジナルで設計・製造いたしました。
お客様のご希望に沿ったサンプルを作成!
こちらのオリジナル化粧箱製作のお問合せは、資料請求からでした。まずは弊社で用意している25種の化粧箱サンプルをお送りして、参考にしていただきました。自然を感じられるようなクラフト紙『エースボール』か肌触りの良いラフ系用紙の『スノーブル』を使用したいとのことで、サンプルを作成してお送りしました。
実際の紙サンプルで、再検討
サンプルをお手元で確認していただいたところ、箱の強度などがイメージと異なったそうで、材質変更となりました。お客様がイメージされている箱の画像を共有いただき、それに近い形状と材質で再度サンプルを作成し確認を進めました。
その結果、『取っ手付きの地獄底箱』で『白コートボール+片面段ボール合紙』の素材に決定。箱の中にも色を付けたいとのご希望に、カラーダンボールをご提案して採用となりました。
中面は赤のカラーダンボール |
箱をたたんだ状態 | 箱の底面は地獄底 |
オリジナル化粧箱の製作では色校正でも、とことんこだわって
仕上がりイメージは大判インクジェットプリンター出力の簡易校正にてご確認いただきました。データを再入稿いただくなど、木目調の柄の色調から組立時の柄の見え方まで、こだわって打ち合わせを行いました。漆器のような木目柄と色調が希少なまいたけにぴったりな高級感のある仕上がりになりました。
木目の拡大写真1 |
木目の拡大写真 さらに拡大 |
担当営業より
オリジナル化粧箱製作で特に重要となる、箱の材質や形状、印刷の色味などを何度もサンプルで確認を重ねながら、すり合わせを行いました。そのおかげでお客様の満足のいく箱に仕上げることができ、大変嬉しく思います。お客様からは商品を購入された方からも好評をいただいているとのご連絡をいただき、なによりでした。オリジナル化粧箱の製作なら、化粧箱屋ドットコムにぜひご相談ください。ホームページ開設から2024年で20周年となり、取引実績は1000社以上。ジャストサイズの設計・サンプル作成、デザインの印刷仕上がりを考慮したデータ調整など、きめ細かい対応力が当社の強みです。初めてオリジナル化粧箱を制作される場合も、お気軽にご相談ください。
仕様
寸 法: 本体(箱) 縦220×横220×高さ145mm、取っ手部分 高さ55×幅157mm
形 状:取っ手付き地獄底キャリーケース
材 質:白コートボール+片面カラーダンボール合紙(赤)
印 刷:4色 + OPニス
お客様のご紹介
株式会社あるじゃん様 https://naruallright.com/
恐羅漢まいたけ通販ショップを運営されています。
恐羅漢まいたけ osorakan-maitake.com Instagram @osorakan_maitake
標高約1000mの恐羅漢山(おそらかんざん)周辺の、自然豊かな環境で育まれた「原木自然栽培まいたけ」の産直通販を行われています。 下記の梱包写真はお客様からお借りしました。とても大きなサイズのまいたけです! (※2024年、今シーズンは販売完了)
生産者 太田川森林組合 様
◎「実績紹介」はこちら
関連会社 株式会社小竹天瑞堂が運営するサイト「和紙の印刷工房」お客様事例のご紹介
古橋酒造株式会社 様 輸出用の日本酒に和紙を使って日本らしさをプラス! 初陣ラベル
「山陰の小京都」と言われる島根県鹿足郡津和野の酒蔵、古橋酒造株式会社 代表銘柄「初陣」のラベルです。
◎「ちぎり和紙」のシールラベル 「ちぎり和紙」は、印刷や加工後の仕上げとして、ちぎってフチを毛羽立たせる「ちぎり加工」を施した和紙。和紙の繊維を利用して毛羽立たせたラベルは、断裁機では表現できない素朴な風合いを表現できます。
◎耐水性のあるシールラベル
現在日本酒は、造りの過程で火入れをしていない冷蔵保存が必要な「生酒」が多く造られています。また火入れをしていても、「品質保持目的」「冷酒で飲んで欲しいお酒」であることから、製造元が要冷蔵を推奨しているお酒もあります。そんな日本酒のラベルには「耐水性」のある和紙や和紙シールがお勧めです。
古橋酒造株式会社 様
創業明治11年創業。水路には優雅に鯉が泳ぐ風情ある町並みから「山陰の小京都」と言われる島根県鹿足郡津和野の酒蔵。酒米は津和野産「山田錦」「佐香錦」、仕込み水は、水の郷百選「天泉」とすべて地元産にこだわった酒造りをされてます。
営業上田の印刷講座 第20回 オリジナル化粧箱製作で重要な『校正』について
コマちゃん&ガタくん:オリジナル化粧箱製作の量産前に必要な「校正」ってどんなことをするの?
上田:「校正」はね、お客さまから入稿いただいたデータを、チェックして 誤字脱字やデザインの配置などを確認する作業のことだよ!もし、誤字脱字などがあった場合は、コマガタで修正をしてお客様に確認していた だく場合もあるんだ。コマガタが実施している校正は2種類あるから紹介するね!
◎簡易校正
データチェックや調整が完了後、PDFもしくはプリンターで出力したサンプルを送って確認していただく方法。 本番とは異なる機械、紙での印刷となるため完成品とは若干の色の違いが出る場合があります。 簡易校正出力紙の色に合わせて本番印刷をすることも多いです。簡易校正は無償です。
◎本機校正
本番と同じ機械、紙を使用して印刷したサンプルをお送りします。色にこだわりがある場合や、特殊紙に印刷をする場合は本機校正をお勧めいたします。 簡易校正とは異なり、別途費用が発生いたします。 「印刷まで」か「抜き・貼り加工まで」かで費用は変動いたします。
校正段階で誤字脱字などのチェックを行わない印刷会社もあるみたいだから、注意が必要だね!
コマちゃん&ガタくん:校正って量産前の大事な作業なんだね!
オリジナル化粧箱製作で困ったら、どんなことでも化粧箱屋ドットコムまでお問い合わせください。