既製品の箱の特徴。メリットやデメリットとは?
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既製品の箱とは?
既製品の箱は、箱メーカーが一度に大量に製造し、少ないロットで販売している箱のことです。
例えば、箱メーカーが10,000枚を一度に製造し、ユーザーなどに100枚単位で販売するような方法で既製品として販売されています。100枚ずつ製造するよりコストが下がりますが、在庫管理や保管コストが上乗せされることになります。
そのため単価は100枚で製造するより安くなりますが、10,000枚で製造するより割高になります。
既製品の箱はどうやって買えばいいのか?
既製品の箱で有名なメーカーは、ヤマニパッケージなどが上げられます。
自社で箱の在庫を抱え、包材販売会社、箱メーカー経由や、ユーザーに直接販売するケースもあるようです。モノタロウやAmazonなどネット経由で購入することも可能です。
参考サイト:ヤマニパッケージ
既製品の箱のサイズについて
既製品の箱は、大量生産が条件になるため、よく利用されるサイズや形状にラインナップが統一されています。
お酒、お菓子、果物などの箱は、既製品が充実していますので、最適な箱が見つかると思います。
既製品の箱のデザインについて
既製品の箱は、どのような方でも使いやすいように万人受けするデザインになっています。
そのため、競合他社と同じデザインの箱を使用してしてしまう可能性があり、店頭でデザインによる差別化を図りたい場合は注意が必要です。ネットなど通販用の化粧箱としては問題ないでしょう。
既製品の箱のメリットとデメリット
既製品の箱のメリットは以下の通りです。
◎100枚以下など、少ないロットで購入できる
◎在庫があれば、大体1週間以内で入手可能
既製品のデメリットは以下の通りです。
◎競合他社と同じデザインの箱を使ってしまう恐れがある
◎1枚当たりの箱単価は割高
1年間の使用量が1,000枚以上で、他社とデザインで差別化を図りたい場合は、オーダーメイドの化粧箱をおすすめします。
まとめ
既製品の箱は、お酒、お菓子、果物など、定番のサイズや形状で作られることが多いため、自社の商品を入れたくても合わないことがあります。
サイズ等が合わない場合は、緩衝材で調整することや、オーダーメイドで作ることをおすすめします。ただし、商品よりも大きすぎる箱を使う場合はご注意ください。
空間容積率(包装容積から内容品体積を控除した容積)は包装容積の20%以下が望ましいとされており、環境保護の観点からも大きすぎる箱はイメージダウンにつながる恐れがあります。
※参考リンク