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コマガタ通信vol.108　2024.5-6月号

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【お客様事例紹介】有限会社サポートワン様　両面印刷の箱 高級カステラ用化粧箱

 

有限会社サポートワン様経営の「かすてら徳川本店」様でご使用される化粧箱をお手伝いしました。

◎実績のある形状でのご相談からスタート

　今回のご依頼の化粧箱は、高級カステラの個包装を入れるため、箱の厚みは95mm。サイズは大・小の2種類です。
　お客様は当初、箱の形状は『身ふた一体型ギフト箱（実績ページ参照）』で、『額縁なし』を検討されていました。こちらは片面印刷でも、組み立てるとふたの裏や身箱の内側にも印刷が施されているように見える形状です。ただし、複雑な設計のため製造できるサイズに限界があります。

 

◎１枚の用紙で作れてギフト感もある『N式』に決定

　今回は『身ふた一体型ギフト箱』で設計すると、大きい方の展開図が印刷機で使用可能な最大用紙サイズを超えてしまいました。このような場合、身箱の部分とふたを分けて製造した後、ジョイントで繋ぐという方法もあります。ですが今回は、１枚の用紙で作れてギフト感もある『N式』をご提案。小さい方の化粧箱も同じ『N式』で製造することに決定しました。

◎材質の特徴に合わせて印刷。美しい仕上がりに

　デザインは、入稿された店名ロゴと「葵の紋」のデータを弊社にて配置。「個包装カステラの袋の色に合わせて印刷して欲しい」と色指定もいただきました。
　材質の『特板カードＢ』は、両面とも白い色ですが、表裏で質感が異なります。両面ベタ印刷の場合は、その質感の違いも考慮する必要があり、印刷オペレーターと打ち合わせしながら進行。結果、両面ともご希望色の通りに仕上げることができました。

ふたを開けた様子（小）

ふた裏に「葵の紋」拡大

 

担当営業より

　形状のご希望や「既存の箱と同じように作って欲しい」とご依頼いただくことがありますが、今回のような都合で別の形状をご提案する場合もあります。 おもてなしや贈り物に最適な、カステラ徳川本店様のカステラをぜひ、食べてみてはいかがでしょうか。

仕様
寸　　法： 大……縦190×横300×高さ95mm、小……縦170×横190×高さ95mm（組み立てた状態）
形　　状：N式
材　　質：特板カードＢ 大……450ｇ/㎡、小……400ｇ/㎡
印　　刷：両面印刷、特色1色刷り+マットニス（大小共通）

 

有限会社サポートワン様のご紹介

内装資材・装飾品の企画販売や工場用特殊機械の製造販売、飲食店経営などの事業を展開。 「かすてら徳川本店」様も経営されています。

www.support1.co.jp

 

かすてら徳川本店 様 　

原材料はすべて国産のものを厳選し、特別な配合で焼き上げる「最高級 五三焼き 極上かすてら」を販売。 ※写真はHPよりお借りしました。
オンラインショップ　https://castella-tokugawa-honten.jp/
Instagram　

◎事例詳細は「高級カステラ用化粧箱　有限会社サポートワン様 お客様事例」をご覧ください。

 

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関連会社 株式会社小竹天瑞堂が運営するサイト「和紙の印刷工房」お客様事例のご紹介

思い出に残る記念品作りをお手伝い『昇竜洞 ご入洞印』

鹿児島県大島郡知名町でホテル・観光業を経営される、おきえらぶフローラル株式会社様からのご依頼です。

　「昇竜洞」は、鹿児島県指定文化財・天然記念物に認定された、沖永良部島の観光名所。発見から昨年で60周年を迎え、初めてとなるご来洞記念品製作のため、『御朱印』ならぬ『ご入洞印』のお問合せをいただきました。

◎デザインと和紙をご提案

　お客様から昇竜洞の写真データ、レイアウトやイラストのイメージを支給いただき、デザイン3案を製作。 「金色の龍のイラストを入れたい」というご希望から、オンデマンド4色カラー印刷でも金色に見えるよう色使いを工夫。 中央の「昇竜洞」の書体は、さらにカッコよく見えるものを当社からご提案し、採用いただきました。土地柄湿度が高いこともあり、和紙は厚みのあるものをご希望され、厚手で白地の和紙4種類の候補から「むつき しろ」に決定。無地でデザインが映えることや、しっとりとした質感が決め手に。 　「自信をもって販売することができる、かっこいいご入洞印が出来ました！」とお客様に大変喜んでいただけました。

材質：むつき しろ 90 ㎏ 印刷：オンデマンド 4 色カラー

おきえらぶフローラル株式会社 様
鹿児島空港から約1時間半の沖永良部島にて、観光やビジネス、ダイビングの拠点として人気の「おきえらぶフローラルホテル」を運営。「昇竜洞」も管理・運営されています。
昇竜洞の様子は公式サイト、Instagramへ！

 

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