ゾウ型の箱 オリジナル形状
設計
ゾウ型の箱
象の形をした箱です。次の3点にこだわり、オリジナルで製作しました。
- 丸みのあるゾウの胴体は、カーブを付けた箱で表現したい。
- 頭部にゾウらしさを持たせること。
- ゾウが食事や水浴びをするときのように、頭部を上下に動かせること。縦方向の首振りができる。
当初は頭部も胴体部分の箱と一体型にしようとなんとか試みていましたが、綺麗に蓋がはまらず断念。
組み立てた胴体の箱に頭部を差し込むことにしました。差し込み式に変更しても、最初の計画通りに頭は上下に動かすことができます。
頭部のゾウらしさのこだわり
正面から
以前製作したハロウィン向けのかぼちゃ型、獅子舞型のお菓子箱のように、平面で外形を型抜きしてゾウの特徴(大きな耳、長い鼻など)を表現することも考えましたが、
それは巷で見たことのある構造でもあり、どうせなら立体的に表現できないか?と新しい形を模索しました。
小さなメモ用紙を切ったり折ったりしながら、あくまでも「化粧箱」であるという縛りを設けて、ペーパークラフトのような立体感を出すために多用される糊づけはなるべく使わず、組み立ての手間も最小限になるようにしました。(実際に頭部で両面テープ貼りしている部分は2箇所のみ)
真横から。鼻先は手でカーブを付けました。
頭を上げて後ろから撮影。頭部は差し込んでいるだけで、上下に首振りの動きができます。
ゾウの形の箱 頭と胴体の箱は別パーツ
ゾウのイメージにぴったり!コート白ボールの裏面を使用
材質はコート白ボールです。通常は組み立てた時に化粧箱の内側になる裏面のグレー部分を表にしています。風合いがゾウのイメージにぴったりでした。
※胴体の箱部分は見た目や雰囲気を重視したため、のりしろを接着した後は折りたためないようになっています。
ショート動画で正面からぐるっと背面までご覧ください!
〈寸法〉
胴体(箱):横83 ×縦90×奥行き90mm
頭部(組み立て時):横135 ×縦100×奥行き17mm(差し込み部分除く)
材質:コート紙 270g/㎡
印刷:オンデマンド 裏面グレー部分を表、裏はピンクの無地で印刷
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動物ではありませんが、イベント向けの楽しい形状です。