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化粧箱の入稿データ作成ポイントまとめ

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化粧箱・パッケージ印刷《これだけはチェック!》化粧箱の入稿データ作成ポイントまとめ

化粧箱屋ドットコムでは、お客様にて化粧箱の図面にデザインを当て込んだ、「入稿データ」を作成してご入稿いただく場合がございます。

作成していただく「入稿データ」について詳しく解説した記事もございますが、入稿前に『特にチェックしていただきたい部分』を抜き出してまとめました。最終的な仕上がりに影響しやすいポイントでもあるため、デザイン制作や入稿データ作成のご参考にしてください。

パッケージ製造の第一歩!入稿データの作り方とポイントとは?

入稿は Adobe Illustrator (Ai)データ

入稿していただいたデータはそのまま印刷・製造されるわけではありません。製版用に調整したデータ作成を行いますので、Aiデータでご入稿ください。

稀に、1枚の画像の状態で入稿されるケースもありますが、製版用の細かな調整には不向きです。ご希望の仕上がりにならない場合もありますので、ご注意ください。

 

化粧箱の塗り足しは5mm

化粧箱の製造では、チラシやパンフレットなどの印刷物では、塗り足しは通常3mmです。しかし、抜き型を使用した加工を行う化粧箱では、塗り足しは5mmとしております。

特に、全面に画像を使用したデザインなどの場合、デザイン面だけでなく「塗り足し分の図柄」も考慮して制作してください。

化粧箱やパッケージ印刷の塗り足し 簡単な付け方を解説

《仕上がりに差がつく!》化粧箱デザインの『塗足し』と『余白』

 

カラーモードはすべてCMYK

印刷はCMYKの4色で行うため、Aiデータや使用する画像データのカラーモードもCMYKにしてください。RGBで入稿された場合でもCMYKに変換して印刷しますが、自動で変換されるため希望どおりの色味にならない場合があります。

特に、以下のような工程がある場合はご注意ください。

・データ作成の過程でデータ自体や使用素材がPDFを経由した
・バーコードやQRコードをSNSアプリやweb上のサービスで作成した

《失敗しない入稿データ》バーコードやQRコードの落とし穴

 

Aiのオーバープリントは使用しない

Aiデータ内に「属性/オーバープリント」を使用したオブジェクトが存在しないようにしてください。

オーバープリントの設定は、製版用データ作成時に必要に応じて使用します。色や印刷の仕上がりに影響を及ぼすため、視覚的な効果を狙ってのご使用は避けてください。

印刷時にインキを重ねたい場合は「透明/乗算」などを使用してください。

 

フォントは必ずアウトライン化

お客様がご使用のフォントが当社PC環境に入っているとは限りません。フォントをアウトライン化していただくことで、使用フォントが入っていなくてもデザインに影響を及ぼしません。

 

配置画像(リンクファイル)は添付または埋め込み

配置画像などのリンクファイルに不足があると、入稿データの内容を確認することができません。もれなく添付、または埋め込みを行なってください。

リンクファイルを添付する場合は、Aiのパッケージ機能が便利です。

 

チェックリストもご利用ください!

当サイトでは、入稿データ作成のポイントとチェックリストをまとめたシート(PDF)をご用意しております。
下記のページでダウンロードできますので、ご利用ください。

制作と入稿

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