株式会社コマガタは、1935年に新潟県三条市にて段ボール箱の製造から創業しました。創業当初は金物を入れる箱作りからスタートしました。
箱の種類で言いますと、ダンボール箱の他に貼箱やステッチャー箱と呼ばれるものも製造しておりました。その後、三条市や燕市の名産品である工具、刃物の箱がメインになり、三条市内の金物メーカー様とのお取引が増えていきました。
そして戦争の混乱期を乗り越え、ホームセンターをはじめとする流通業の発展に伴い、化粧箱の製造も増えていきました。1980年頃からチャック付きポリ袋の販売を始め、シールやポリ容器など各種包装資材の取扱いも広がっていきました。食品メーカー様とのお取引もこのころから増え始め、化粧箱、ダンボール箱、印刷袋、シール印刷が主力となり、現在の事業のベースとなっております。
1997年頃からオフセット印刷の事業に本格的に参入し、ラベルや化粧箱、商業印刷物の自社製造比率を高めてまいりました。ちょうど同じころMacのDTPが普及し始めたのを機にフィルムセッターを導入し、製版部門とデザイン部門が立ち上がりました。また、そうした印刷のデジタル化の流れの中で箱図面のデジタル化も普及し、CADによるサンプルカッター機も導入いたしました。
2003年に柏崎工場を新築すると同時に当時最新鋭であったCTPを導入し、製版のフィルムレス化に取り組み、印刷品質の安定を可能にしました。