【特殊加工パッケージサンプル】その2 シルバーメタリックの紙を使用したキャラメル箱
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「 特殊紙を使った場合、印刷はどんな色に仕上がるの?」
デザインに携わっている方には、特に気になるポイントかと思います。
今回はそんな疑問解消に役立つ、『選ばれるパッケージ』制作に応える! 特殊加工パッケージサンプルの第2弾
医薬品・化粧品などで使用されていることの多い、
鏡のような光沢を持った用紙「スペシャリティーズ」の化粧箱をご紹介します。
メタリックな用紙にフルカラー印刷する際は、先に白インキを印刷してから色を重ね刷りしますが、
当サンプルは白に重ね刷りした場合と、していない場合の色の仕上がりの違いを確認できるようデザインしています。
白印刷なしの仕上がりの違いは、
- 下地(用紙)の色が透け、絵柄が沈んだり目立たなくなる。
- 用紙の光沢感は残せるため、金インキを使わずに箔押しのような「光沢のある金」を表現可能
となりますが、
白インキも、他のプロセスインキと同じように「印刷する・しない」場所をデータ(白の版)で指定すると
多彩な表現が可能です。(これは後ほど事例をご紹介します)
まずは、詳細をご覧ください。
各面の見本の詳細
天面(フタ)にはCMYKのグラデーション(白印刷あり)
続いて、正面には白の帯の上に掛け合わせで赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑、青、紫をノセています。
特に黄色は、紙のメタリックシルバーに負けて見えづらくなっていますが、
白を下地に印刷すればくっきり見えます。(発色の具合はぜひお手元でご覧ください!)
さらに底面には、金インキを使わずに「光沢のある金」を作る、「疑似金」を4種類グラデーションで。
周囲に白を印刷し、文字を「抜き」(印刷しない)にするなど、工夫次第で光沢のある「金」を表現できます。
その他にも、こちらのお客様事例では天面のフタが金色(光沢あり)ですが、
メタリックの紙に黄色を印刷して「金」を表現しています。
そしてさらに、側面には…
白のアミ(濃度10〜100%まで10%刻み)見本と、白での線と小さい文字の印刷見本を配置しています。
フォントサイズは、パッケージなどの原材料表示で規定されている大きさ8ptと、より小さい文字でも判読可能な5pt。
線は0.1mmからの見本です。
どの面も印刷仕上がりを確認できる資料となっています!
当サンプルセットのご請求は「特殊加工サンプル」とお知らせください
前回ご紹介の特殊箔押しの化粧箱には、用紙は違いますが、金箔と刷り金(金色のインキ)の見本がありますので
こちらの「疑似金」との違いも比べてみても面白いと思います。
様々な仕様や加工の見本がセットになっている「特殊加工サンプル」。
次回はまた、違う特殊紙のサンプルを詳しくご紹介します。お問い合わせもお待ちしております!
メタリックの箱 仕様
用紙:スペシャリティーズ ペットNo.314
印刷:5色(白+CMYK)
形状:キャラメル箱
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