箱の材質

合紙(ごうし)「片面ダンボール合紙」「両面板紙合紙」

『合紙』とは、紙と紙を貼り合わせて用紙をつくることです。


表面(箱の外側)には、オフセット印刷適性の高い「コート白ボール」、
タントやレザックに代表される「ファンシーペーパー」を用いる場合がほとんどです。

強度やクッション性を求める場合に『合紙』を選ぶことが多いため、
裏面(箱の内側)には『片面ダンボール』や『板紙』を用います。

裏面クッション性を持たせる場合には『片面ダンボール合紙』、
強度を求める場合には『両面板紙合紙』というように、目的に応じて2種類を使い分けています。

 

片面ダンボール合紙


『片面ダンボール合紙』は裏面に「片面ダンボール」を貼り合わせた用紙のことで

通常の「ダンボール」と印刷方式が異なります

表面の用紙に「コート白ボール」や「ファンシーペーパー」を用いるため、オフセット印刷が可能です。
4色カラー印刷」「特色印刷のほか、表面処理(ニスやPPなど)」「特殊加工(箔押しやエンボスなど)が可能なため、
美粧性の高い化粧箱が製造できます。

裏面の材質は、B段(厚さ約3ミリ)」「E段(厚さ約1.5ミリ)」「F段(厚さ約1ミリ)」「G段(厚さ約0.9ミリ)などです。
片面ダンボールの色は、通常の茶色や白のほか、赤や青などのカラーライナーを使うことも可能です。

「片面ダンボール」の強度やクッション性を得られるため、
瓶などのワレモノ、重いものを入れる場合によく使われています。 

使用例:
日本など瓶の化粧箱/缶詰や缶ビールのギフト箱/外付HDDなど小型の精密機器のパッケージ 


※写真:ファンシーペーパーと片面ダンボールの合紙


※写真:片面ダンボール(白)の合紙の例


※写真:カラー片面ダンボール(赤)の合紙

両面板紙合紙

『両面板紙合紙』は、「コート白ボール」を2枚以上貼り合わせた用紙のことです。
「コート白ボール」で1ミリ以上の厚さと強度を出すことが可能です。
『片面ダンボール合紙』同様、オフセット印刷や各種加工が可能なため、店頭POPや什器などでよく使われています。

表紙に「ファンシーペーパー」を使う場合では、用紙の風合いを生かした化粧箱の製造が可能なため、
日本酒の化粧箱などでよく使われています。 

使用例:
日本酒や高級酒の化粧箱/店頭POP・什器/かるたや子ども向け絵本 

※関連リンク
・【化粧箱の強度アップ!】合紙(ごうし)とは?対応材質を紹介
・合紙 六角形カートン(日本酒)
・父の日用 日本酒ギフト箱

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