電子レンジ対応の箱・容器や食品用ラベルに使える!電気を通さない「絶縁箔」
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さて今回は、ちょっと違った角度で「箔押し」の情報をお届けします。
素材選びのヒントです。
電気を通さない「絶縁箔」
こちらは「絶縁箔」の見本帳です。
※2023年5月現在、カラーの絶縁箔は材料の供給がおぼつかず、ご対応できない状況となっております。
写真では少し色が変わってしまっていますが、通常の箔と光沢感はほとんど同じです。
ご覧のようにカラーバリエーションもあります。
では、どういう時に使えるものなのか、みていきましょう。
メタリックな輝きを持つ箔には、
光沢を出すためにアルミなどの金属が使われているそうです。
そういった従来の通電性のある金属を使った箔では、
電子レンジで加熱する食品の容器・ラベルには不向きです。
アルミが反応してスパークしてしまう恐れがあります。
電子レンジで加熱する食品の容器・ラベルには「絶縁箔」をひとつの選択肢としてご案内しています。
「絶縁箔」は金属探知器や検針器にかけても反応せず、携帯電話などの通信機器にも安心です。
箔と用紙の相性
絶縁箔に限らず、箔と用紙には相性があります。
デザインにもよりますが、特に和紙やエンボスなど表面がざらざらしている用紙は
箔押しの定着、抜け具合や再現性が変わってきますので、事前に仕上がりのテストも行う場合もあります。
これまでの実績と照らし合わせて用紙と箔選びもお手伝いさせていただいております。
お気軽にご相談くださいね。
余談ですが、スタッフ2は以前、金属製の塗料の絵柄が入ったお皿を
電子レンジでうっかり温めてしまったことがあります。
その時は幸い大事には至らず良かったのですが(汗)
皆様もお気をつけください…