アドワーズのDM
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当社は箱屋なんですが、デザインもしている都合で、HPの制作から運用までしています。もちろん片手間ではなく、お客様のお役にたてる提案を心がけています。
自社HPの「化粧箱屋ドットコム」も立ち上げてから来年で丸10年。
(自社制作です。)
PPC広告やらSEOやらランディングページやら時代の変化に応じて少しずつリニューアルしながら現在にいたってます。
そこから得られたノウハウをお客様のHP制作に役立つように色々とご提案させていただいているところです。
ですが、HPの数も10年前と比べると倍以上に増えていますので、ただ立ち上げただけでは成果が出にくくなっています。
PPC広告も、10年くらい前は競争相手も少なく、1クリック@30円程度で成果が出ていました。最近は1クリック@100円超もザラなので、ぼやぼやしてるとあっという間に広告予算がオーバーしてしまいます。
グーグル株が最高値を更新した理由が分かりますね。
そうは言っても、PPC広告は新規顧客を獲得するのに有効な手段であるのは変わりませんので、費用対効果を計算しながら入札価格を微調整しています。
最近は、ディスプレイネットワーク広告なんてのもあり、設定を気にしないで広告を出していると広告費が跳ね上がります。ただし、デバイスや地域を選んで広告を出すこともできるようになりましたので、設定をきちんとしていれば広告費を抑えられます。便利になった面もあるのですが、その分、手間がかかりますね。
ターゲットが「PCユーザーがメイン」であるか、「スマホユーザーがメイン」であるかによっても広告の出し方が変わってきます。最近は、訪問者数が全体的に上がってきているように感じますが、スマホの普及によるアクセス増が大きな要因だと分析しています。
ちょうど今日もお客様に提案するためにアクセス分析していたのですが、スマホの訪問者数が増えており、コンバージョン率も上がってきているように感じています。スマホ用のページデザインを整える必要性が増してきていますよね。
そんなこんなで、HPの分析をしていると、PPC広告やSEOにかける予算の費用対効果が年々上昇して、紙媒体などの広告も見直した方がいいのでは?なんて感じる今日この頃です(もちろん紙媒体が当社の本業ですしね)。
前置きが長くなりましたが、先日もグーグルからアドワーズのクーポンがついたDMが送られてきました。
シンプルなキャッチコピーでいいですよね。
中面のキャッチもいいです。
「貴社の商品・サービスは、ユーザーが必要な場面で簡単に見つかりますか?」と書かれています。タイミングが重要ですもんね。
見開きは、「スマホで検索して、あなたのお店に電話がかかってきます。」といった流れが説明されています。
スマホからの検索による行動パターンを、メールからの問い合わせではなく、電話からの問い合わせをイメージさせているところがいいです。
昔でいうタウンページのイメージですね。
見開きの事例は、「渋谷 美容院」で検索されています。渋谷のような人の入れ替わりが激しいエリアの場合は、スマホで検索する人は多いでしょうね~。
でも新潟のような田舎だと、「HPが無いけど腕のいい美容室」もたくさんあるでしょうから「新潟市 美容院」だと費用対効果は低いかもしれません。
ネット広告にしろ、DMにしろ、ターゲットを明確にして、効果の高い方法を選びたいものですね。