カラーダンボールの化粧箱
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カラーダンボールとは?
「段ボール箱」といえば、茶色や白色が一般的ですが、カラーダンボールと呼ばれる、さまざまな色が印刷された材質もあります。
カラーダンボールは、赤、青、黄色、緑、黒など豊富なカラーバリエーションに加えて、木目などのエンボス加工が施されたデザイン性の高い材質も多く、幅広い選択肢があります。
左奥から、黄、ホープ、水色。中段左から、紅、ルージュ、朱。手前左から、灰白、アボカド、こげ茶。※このカラーバリエーションはごく一部です。姉妹サイト「おしゃれダンボール屋さん.com」にてサンプル全20色を公開中。
左奥から、シルバー梨地、木目ホワイト、木目。左手前から、メタルホワイト、木目黒、ブラック。表面にエンボス加工があるものは、シルバー梨地、木目ホワイト、木目黒(木目などの柄が浮き出ています)。詳しくはお問い合わせください。
カラーダンボールの最低ロットは?
カラーダンボールの最低ロットは箱の大きさにより異なり、大体300~500枚程度が必要となりますのでご注意ください。コストは通常の茶色や白のダンボールより高く、また同じ色でもライナの種類によって価格が変動します。詳しくは営業までお問い合わせください。
◎「ライナ」についての解説は、コラム「ライナ・中芯・段の種類とは?ダンボールの材質とサイズ選び」もご覧ください。
カラーダンボールの厚さの種類は?
カラーダンボールの厚さは
- BFの約3mm
- EFの約1.5mm
- GFの約1mm
のパターンがあります。化粧箱でよく使われるのは、EFの約1.5ミリの厚さです。
BFは厚すぎて野暮ったくなり、GFだと強度が足りないため、ちょうど中間のEFを選ぶことが多くなります。
ただし、50ミリ角程度の小さい箱で、商品を保護するためクッション性が欲しい時にGFは便利です。当社でもアンプルなど小さいガラス製品を入れる箱などにGFを使用する例があります。
◎ダンボールの材質の解説は、コラム「ライナ・中芯・段の種類とは?ダンボールの材質とサイズ選び」もご覧ください。
カラーダンボールは化粧箱やパッケージでどのように使われているか?
ギフト箱(身フタ式)の身箱に使用
カラーダンボールは、身フタ式ギフト箱の身箱としてよく使用されています。フタをコート白ボール紙で印刷し、身箱はカラーダンボールで作成するといった組み合わせです。日本酒や米菓など、強度が必要なギフト箱としてよく利用されます。デザインにアクセントをつけたい場合にカラーダンボールはおすすめです。
引き出物用のお米ギフト箱。印刷入りのふたに、身箱はカラーダンボール「かすみ 石華 赤(キラキラ光る小さな粒子入り)」。
カラーダンボールは印刷できるの?
フレキソ印刷が可能
カラーダンボールは、フレキソ印刷が可能です。4色カラーの印刷はできませんが、モノクロ版で、線が主体の印刷であれば問題ありません。バーコードなどの細かい印刷も可能です。
カラーダンボールに箔押しもおすすめ
高級感を出すため、カラーダンボールに箔押しの加工もおすすめです。こちらは、スイーツ用ギフトボックスで、黒のカラーダンボールに金の箔押し。
通常の茶色や白のダンボールとは一味違う印象になっています。
カラーダンボールは普通のダンボールと同様にリサイクルできる?
カラーダンボールは、普通のダンボールと同じようにリサイクルされるため、環境にも優しい材質です。茶色や白のダンボールだと味気なく感じる場合、カラーダンボールも検討されることをお勧めします。
カラーダンボールを使用した化粧箱の事例
型抜きスリーブの化粧箱
型抜きのスリーブに、カラーダンボールの「ワイン」を身箱に使用しています。あんこジャムという製品に合わせたカラーリングでブランドイメージを高めています。
桐箱入り日本酒用パッケージ
桐箱入りの日本酒用パッケージは、「表を黒、中を赤」で指定したカラーダンボールを使用。こちらのように表裏異なる色の指定も可能です。デザインの幅が広がりますね。
「観音開き」の形状の箱。開いたときに日本酒が入った桐箱がしっかりと見えるように設計。
カラーダンボールの材質選びをお手伝いいたします。詳しくは営業までお問合せください。
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◎化粧箱屋ドットコムの姉妹サイト「おしゃれダンボール屋さん.com」は、カラーダンボール箱を500個からの小ロットでご注文いただけます。通販や野菜の出荷箱をカラーダンボールで作ってみませんか?カラーバリエーションは全20色、お客様のブランドのイメージカラーがあるかどうか、ぜひご覧ください。カラーダンボールのサンプル請求受付中です。